令和3年 新春チャレンジ
イベントレポート 2021年2月12日
一進一退の状況が続く世の中、今年の新春チャレンジのお題は『昨年はガマン さて今年の望みは?』でした。
昨年は本当にガマンの一年だったと思います。その思いが爆発したのか、今回の新春チャレンジは100を超えるご参加が!
真面目なものばかりになるかと思いきや、ユニークなものが次々届けられ笑いが起こっていました。
参加いただいた皆さまのお陰で店内が明るくなりました、本当に有難うございました。
中村勇太 日本画展 『#space』
イベントレポート 2020年12月13日

12月2日(水)~6日(日)、京都市立芸大出身の日本画家、
中村勇太さん( @y_utanakamura )による個展『#space』が開催されました。




植物と動物をこよなく愛する中村さん、
今回は海外の植物をテーマにして、額を上手く使った立体的な作品も展示されています。
淡い色合いに不思議な植物がいっぱいで、来場された方も沢山質問されていました。
中でもこの屏風絵、アンスリウムの王様である『ベイチー』はほぼ原寸大の葉を描ききった、見事な作品です。



床の間には、陶器作家さんや遠州綿紬のお店とのコラボ作品が。
出会いを大切にして、そこから新たな作品を作り出されているのがよく分かります。
特にこの陶器額の作品、『祇園の舞 -宵-』は人気が高かったですね。
日本語の名前が付いていますが、実はこれも海外の多肉植物で、洋名はエケベリア・シャビアナと言うんです。
中村さんは茶道の心得もあり、飾り付けも素晴らしかったです。
「この床の間を見て、作品を飾りたくなったんです」とも言っていただき感激でした。


5日間の会期中、お馴染みさんも初めての方も、中村さんの解説とともに作品を楽しまれていました。
スタッフも植物や日本画の話を伺うことができ、沢山知識が増えました。有難うございます。
アートを通じた交流、続けていきたいですね。当店も頑張ります。
吉崎寿子 傘寿に寄せて 押し絵展
イベントレポート 2020年11月27日


11月18日(水)~22日(日)の5日間、二階ギャラリーにて
『吉崎寿子 傘寿に寄せて 押し絵展』が開かれました。


押し絵とは花鳥風月などの形を厚紙で製作し、
これを古代裂など美しい裂地でくるみ、中に綿を詰めて厚み高低を付け、
板などに貼り付けるという技法で、羽子板はその一例です。


製作35年のキャリアをお持ちの吉崎さん。
その腕にかかると、それはそれは繊細で美しい仕上がりに。
ご来場者は作品群の見事さに圧倒されておいででした。

傘寿(80歳)によせてと開催の運びとなりましたが、
連日大勢のお客さまに精力的に対応されていました。
そのパワーとお人柄が更にお客さまを惹きつけたのでしょう。
感嘆の5日間でした。
有り難いことに数点の作品をお借りすることになりました。
明けて新年、当店の通り庭に展示させていただきます。
この機会に再度、また今回見逃されたお客さま、
さろん淳平へお運びいただければ幸いでございます。