店主のひとりごと 記事一覧

2021年 イベント振り返り

イベントレポート 2021年12月25日

2021年、人々も少しずつコロナ禍に対応出来るようになってきて、
当店でも少しずつイベントの回数が増えていきました。
ブログに未掲載だったイベントを、twitterを交えて振り返ってみたいと思います。

2月~3月、恒例となっている『龍子さんの陶雛コレクション』を開催しました。
今年は20余組のお雛さまを会場いっぱいに展示、沢山のお客さまにご来場いただきました。

4月~6月、店内が苔でいっぱいに。
多賀からご来店いただくお馴染みさんが、大小様々な苔を運んでくださいました。
大きな倒木の苔は冬まで元気でしたよ。

4月と10月、NPO法人こころの朗読室ブライトリーさんによる『京町家で朗読会』が開催されました。
普段朗読を耳にすることがなかったのですが、じっくり聞いてみると面白いものですね。
静かな語りから熱のこもった語りまで、20名以上の生徒さんの朗読を堪能させていただきました。

同じく4月、当店では8回目となる『ふらっとより道』が開かれました。
服とバッグのkazu 森井和子さん、ガラスアクセサリーのGlass-you 宇部裕子さん、
そして新メンバーとなるアップリケの宇高眞智子さんの3人による展示即売会。
ファンも多く、当店のお客さまも多数ご来場いただきました。

『筆ペンアートで心のふれあいを 己書筆ペンアート作品展』も4月でしたね。
お二人の師範と生徒さんの作品、その数なんと250点。
師範の空 朱美さんには、ユニークな展示方法も教えていただきました。

こちらも恒例の『お客様のご自慢展』、北白川時代から数えて21回目の開催となりました。
お客さまのお手製の作品を展示いただくこのイベント、回を増すごとに皆さまのレベルが上っています。
もちろん簡単な作品や初めての方でもご参加いただけます。来年も是非ご参加くださいね。

7月に開催されたのは、イラストレーター おかだ とよいちさんによる『ぶらり京都散策展』です。
京都を題材としたイラストを会場いっぱいに飾っていただき、その中には何と当店のイラストも!
手描きとPCを駆使したイラストで、多くの人を魅了していました。

当店初の対談会付きイベントとなった、景燁さんの個展『堆積と分解』。
京都芸術大学大学院・芸術研究科博士課程の研究発表で、
オリジナルアニメーション『本当の私が見える?』(仮)のコンセプトアート展となりました。
少し難しいテーマでしたが、興味を持たれた方、同じような体験をされた方と熱心に話されていましたね。

そして11月、京西マチ子さんによる個展 『私のてなぐさみ』。
数十年に渡って作り続けられた手仕事の数々は、ギャラリースペースを拡張しての展示となりました。
反響も大きく、期間後も1階通り庭で展示を続けるなど大人気でした。

今年最後の展示となったのは、12月の『Kitoe展 Vol.3』でした。
同級生4人が集まり、様々なジャンルの作品が展示販売されていました。
卒業してもこういう形で集まって活動出来るというのは、とても良いことですね。

この他にも沢山のご利用をいただき、2021年はとても楽しい年となりました。
来年もまた、様々なイベントに出会えるのを楽しみにしております。

第2回 下鴨音楽祭

イベントレポート 2021年12月20日

12月5日、当店を含む5つのスポットで『第2回 下鴨音楽祭』が開催されました。
下鴨地域で音楽に携わるお店が多いことから生まれた合同イベント、
昨年はコロナ禍のため開催が出来ませんでしたが、
今年は工夫をした上で一般の方にも参加を募り、
合計40以上のライブ・コンサートを開くことが出来ました。

第2回 下鴨音楽祭 公式サイト

当店で開催されたのは、6つのライブ。
トップバッターを務めたのは、当店のお馴染みさんである山本幸二さんです。
緻密な演奏とユニークなトークで会場を盛り上げてくださいました。
京都・滋賀でギター教室を開かれていますので、ご興味のある方は是非。

続いてはLa voce del Seicentoさんによる、17世紀バロック音楽。
長井和泉さん(ソプラノ)・竹内茂夫さん(キタローネ)によるデュオで
宗教音楽などを演奏していただきました。
優しい響きのキタローネという古楽器、天井に届きそうなくらい弦が長かったです。
このあと、長井和泉さんによるピアノの弾き語りも楽しませてもらしました。

13時半からは小桜瑠美タップダンススタジオさんによるタップダンスショーが。
今回は6人の生徒さんにダンスを披露いただいたんですが、舞台はなんと店内!コンパネを使った即席舞台です。
目の前で繰り広げられる華麗なダンスに、皆さん拍手喝采でした。

そして、トリオで演奏をいただいた、3Ducka(トレドゥッカ)さん。
さおりさん(ハーディングフェーレ・フィドル)・みみさん(ニッケルハルパ・フィドル)・みずえさん(フィドル・タンバリン)による
北欧伝統音楽は異国情緒たっぷりの演奏でした。珍しい楽器の紹介もあり、興味深かったです。

ラストを飾ったのは、地元で長年活動を続けられているブルーリッジ・マウンテンボーイズさん。
京都産業大学でブルーグラス研究会を立ち上げ、その後何十年もカントリーライブを続けておられます。
この日の締めに相応しい盛り上がりで、アンコール演奏も。とても楽しかったです。

12月としてはかなり暖かく、お天気も良かったこともあって会場にはひっきりなしにお客さまが。
土間での立ち見が出るほど沢山の方に楽しんでいただきました。嬉しい悲鳴ですね。

盛況だったのは当店だけではなく、すべての会場で席が埋まっていました。
こちらはこのイベントの発起人でもある、月光堂楽器店さん。
音楽教室の生徒さんを中心に、クラシックの演奏が続いていました。

そのお隣のバール・カフェジーニョさんでは、
お店のテイストに合ったボサノバなどのブラジル音楽が多く、
外国のお客さまも参加されていました。
バールさんはいつも音楽で溢れているイメージがありますね。

下鴨中通を少し越えた所にある法乗院さんにも沢山のお客さまが。
琵琶の弾き語り、感激された方も多かったようです。
後日開かれた琵琶の体験会も、沢山の参加があったそうですよ。

そして、メイン会場となった京都信用金庫 下鴨支店さんでは
ノートルダム小中学校の生徒さんや京都府立大学 ギターマンドリンクラブの皆さん、
更にはプロによる素晴らしい演奏も楽しんでいただきました。
午後のプロの部は有料ライブだったのですが、こちらも満席札止めに。
地域の皆さんと一緒に準備を頑張ったので、ガッツポーズが出るほど嬉しかったです。

また、京都新聞さんには開催前、開催後とイベントを取り上げていただき
地域を含めた多くの方に下鴨音楽祭を知っていただくことが出来ました。
ご参加いただいた皆さま、協力していただいた皆さま、本当に有難うございました。

イベント終了後、「次は参加したい!」「会場を提供させてください!」という声も多数いただいています。
第3回もきっと楽しいイベントになるのではないでしょうか。来年、またお会いできるのを楽しみにしています。

さろん淳平

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