吉崎寿子 傘寿に寄せて 押し絵展
イベントレポート 2020年11月27日
11月18日(水)~22日(日)の5日間、二階ギャラリーにて
『吉崎寿子 傘寿に寄せて 押し絵展』が開かれました。
押し絵とは花鳥風月などの形を厚紙で製作し、
これを古代裂など美しい裂地でくるみ、中に綿を詰めて厚み高低を付け、
板などに貼り付けるという技法で、羽子板はその一例です。
製作35年のキャリアをお持ちの吉崎さん。
その腕にかかると、それはそれは繊細で美しい仕上がりに。
ご来場者は作品群の見事さに圧倒されておいででした。
傘寿(80歳)によせてと開催の運びとなりましたが、
連日大勢のお客さまに精力的に対応されていました。
そのパワーとお人柄が更にお客さまを惹きつけたのでしょう。
感嘆の5日間でした。
有り難いことに数点の作品をお借りすることになりました。
明けて新年、当店の通り庭に展示させていただきます。
この機会に再度、また今回見逃されたお客さま、
さろん淳平へお運びいただければ幸いでございます。
ハイブリッド音楽サロン・パルティータ公開収録ライブ
イベントレポート 2020年11月25日
11月14日(土)、当店としては今年初となる音楽イベント、
『ハイブリッド音楽サロン・パルティータ公開収録ライブ』が開催されました。
『パルティータ』は当店お馴染みのヴァイオリニスト 田久保友妃さんが始められた活動で、
この混乱した世の中でも音楽を楽しんで貰えるようにと、
動画配信と季刊誌発行を行いつつライブを開催するというものです。
また、リクエストやメッセージも募集されていて、
様々な事情でライブに参加できない人とも繋がりを持とうとされています。
今回のゲストには明石のジャズピアニスト 越山満美子さんが。
お二人でのライブも当店では3回目で、当店でファンになられた方も多数おられます。
動画収録の関係で、ラジオやトークショーといった感じの進行になった今回のライブ。
ジャズ、クラシックをはじめ、ポップスや懐メロに映画音楽と、
様々なリクエストに素晴らしい演奏で答えていくのは流石の一言です。
ご来場いただいたお客さまも、リズムに乗って楽しんでおられました。
春先からの世界的な大混乱もあり、沢山のイベントが中止になってしまった今年。
文化にふれる機会を失うことが、これほど苦しいものとは思いませんでしたね。
久しぶりに店内に響き渡る音色が、どれだけ嬉しかったことか。
改めて生演奏の素晴らしさを堪能し、スタッフも大いに元気づけられました。
まだまだ大変な世の中ですが、それでもみんな、知恵を絞って動きはじめていますね。
当店でも出来る限り、文化活動を応援していこうと思います。
【追記】京都新聞 11月25日版朝刊9面に、パルティータの活動が大きく掲載されました。
是非紙面でご覧ください。
【終了】吉崎寿子 傘寿に寄せて 押し絵展
イベントご案内 2020年11月19日
吉崎寿子 傘寿に寄せて 押し絵展
開催期間 11月18日(水)~22日(日)
長年に渡り、押し絵の作品を作り続けられた吉崎寿子さん。
傘寿(80歳)のお祝いに合わせて、個展を開催されることとなりました。
着物の端切れを使い、綿を詰めて立体的に描いていく独特の手法・押し絵。
2階ギャラリーだけではなく喫茶の方にまで溢れるほどの作品を展示しております、
どうぞお気軽にご覧ください。