第27回 淳平寄席
イベントレポート 2020年2月7日


暖冬だったこの冬に、はじめて雪がちらついた2月6日(木)のお昼。
その寒さを吹き飛ばすような笑いが、『第27回 淳平寄席』で巻き起こりました。

桂紅雀さん、『湯屋番』。
銭湯の番台の代役を務めた遊び人、
その妄想から生まれる色気たっぷりの演技に場内は大爆笑。
マクラで出てきた、意外な落語会場の話も面白かったですね。

桂南天さん、『佐野山』。
鳴かず飛ばずで廃業間際の力士と、世紀の大横綱が繰り広げる人情噺。
良い話だなと思っていたら、そこは流石の南天さん。
要所要所に大きな笑いを仕込まれていました。笑いと感動をいったり来たり…
今回もお陰さまで大入満席となり、
会が終わっても場内からなかなか熱が引かないほどでした。
次回は6月10日(水)の夜7時開演となります。
またのご来場、心よりお待ちしております。
【終了】京都府立大学・京都工芸繊維大学 写真研究部 合同展示会
イベントご案内 2020年2月5日

京都府立大学・京都工芸繊維大学 写真研究部 合同展示会
開催期間 2月21日(金)~23日(日)
2つの大学の写真研究部による合同展示会です。
2階だけではなく通り庭でも展示が行われ、ポストカードの販売なども行われる予定です。
どうぞお楽しみに。
「本展示会では京都府立大学写真部と京都工芸繊維大学写真研究部の親睦を深めつつ、
自分たちの大学だけでは出来ないようなことを達成したいという共通した思いから、
一昨年より毎年開催しております。本年は両大学よりおよそ40人が出展しております。
趣向を凝らした展示空間で展示される各作品では、部員の思い思いの世界観が表現されています」
りんりん × じろう 二人展 モキュメンタリー
イベントレポート 2020年1月31日

京都造形芸術大学・油絵コースに在籍されているお二人による
初の展示会が、1月22日(水)~26日(日)まで開催されました。



「『モキュメンタリー』、それは擬似を意味するモックと、ドキュメンタリーのかばん語。
どこかにあるようでないようなモキュメンタリーのような立ち位置を持った作品たち」


りんりんさんはアクリルのキャンバスにパステルなどで、
じろうさんはPCやタブレットを使った作品を中心に描かれていました。
油絵コースだからといって油絵ばかりではなく、
写真や映像で作品を作る学生さんもおられるとの事。
皆さん、それぞれの形で表現をされているんですね。


キッカケになったのは、昨年末に開催されたmoeさん・ヨソプさんの二人展。
同じ油絵コースの友人である二人に大きな影響を受け、
ならば自分たちもと思い立ったんだそうです。

実際、自分たちの手で展示をするとなると分からない事も多いようで、
先に経験をしたmoeさんに助けてもらいながら設営されていました。
その甲斐あって沢山の方が訪れ、感想も貰えたようです。

「学外の方に見てもらえて、お話を伺えるのが新鮮です」と、
嬉しそうに話すじろうさん・りんりんさん。
作品を言葉で説明するのも、また大事なことなんですね。
こういった形で当店がお役に立てるのが、とても嬉しいです。
お二人もまだ2回生、これからも数多くの作品を生み出していくことでしょう。
絵を通じて、また様々なお話ができるのを楽しみにしています。